当社の樹脂マウントは、用途に応じて複数種のねじ規格に対応した仕様をご用意しています。ねじ規格や長さが適合していないと、取り付けができなかったり、使用中に緩んで脱落したりする原因になります。取り付け前に必ず確認いただきたい重要な注意点を解説します。
この記事でわかること
・当社マウントで採用している3つのねじ規格
・ウィットねじとユニファイねじの違いと注意点
・有効ねじ長さに関する考え方
・開封後・保管時の注意点
当社マウントで使用しているねじ規格
当社の樹脂マウントは、3つの規格を採用しており、全て「並目ねじ」です。
W3/8(ウィットねじ)
主に天井から吊り下げた配管の支持・固定など、建築・配管用途で使用されます。
3/8-16UNC(ユニファイねじ)
カメラや撮影機材、三脚などのアクセサリー取り付けに広く使われる規格です。
M10(ミリねじ)
機械装置や設備機器など、一般的な工業製品への取り付けに使用されます。
重要:規格の間違いによるトラブル防止
ウィットねじ(W)とユニファイねじ(UNC)は外径が近く、見た目も非常によく似ていますが、ねじ山の角度とピッチが異なる別規格です。無理にねじ込むと一時的に固定されたように見えますが、振動や荷重で容易に緩んだり、ねじ山を破損するリスクがあります。必ず使用するねじの規格・仕様を確認いただき、一致するものを選んでください。
有効ねじ長さについて
マウントのねじ穴には、ねじが固定できる範囲(有効ねじ長さ)があります。本製品は、上部にねじ山のない部分(約4mm)があり、その奥からねじがかかる構造です。そのため、使用するねじが短いと樹脂マウント内のねじ山まで届かず、固定することができません。
推奨ねじ長さ
ねじ長さ7mm未満だと、ねじ部に届きません。必ず「7mm以上」の長さのねじをご使用ください。
※取り付ける部材の厚みも含めて選定してください。
※長すぎる場合は、ワッシャーなどで調整してください。
保管・取り扱いの注意
樹脂製のため、ねじ部分に無理な過重やインパクトドライバーによる急激な締め付けを行わないでください。また、開封後は直射日光や高温多湿を避けて保管してください。
まとめ
マウント選びで失敗しないためには、「ねじ規格の確認」が最も重要です。W3/8、3/8-16UNC、M10のどれが適合するか、事前に使用するねじの規格・仕様・寸法をご確認ください。