樹脂パイプクランプ ブラケットセット は、配管やポールを一定の距離を確保して保持する立管の振れ止め用途を主目的とした商品です。本記事では、基本構造と正しい使い方を施工手順に沿って解説します。
この記事でわかること
・商品特長
・樹脂ブラケットの長さ・太さ(径)の考え方
・基本的な取り付け手順
・使用時の注意点
商品構成について
本商品は、以下の部材で構成されています。
・樹脂パイプクランプ
・樹脂ブラケット
・樹脂台座
・ボルト・ナット(締結用)
樹脂ブラケットの太さ(径)の考え方
当社の樹脂ブラケットは長さによって、太さ(径)が異なります。
・長さ 50、100、150mm → 太さ(径)16mm
・長さ 75、125、200mm → 太さ(径)20mm
荷重がかかるようなシーンでは、ブラケット径 20mmのサイズを推奨します。
※ 大径サイズにおいては、ブラケット径 20mmのみとなります。
基本的な取り付け手順
1.取付位置を決める
壁面などの取付面に、樹脂台座の固定位置を決めます。立管の芯位置や必要なクリアランスを考慮してください。
2.樹脂ブラケットと樹脂台座を接着する
必要に応じて樹脂ブラケットを切断して調整し、硬質プラスチック接着剤等で角度を決めた上で樹脂台座と固定し、一体化させます。
※樹脂ブラケットと樹脂台座は自由な角度で取り付けられるよう、ねじ山は切っていません。そのため、しっかり完全接着した状態での使用を前提としています。
3.取付面に固定する
上記手順で接着した樹脂台座の2箇所のねじ穴に、固定用ねじを挿入して取付面に固定します。下地に応じたねじ選定や、必要に応じて下穴処理を行ってください。
4.対象物を挟み込んでクランプを装着する
樹脂ブラケット上部(4箇所の突起あり)に向けて樹脂パイプクランプをセットし、付属のボルト・ナットで、ガタつきがない程度に締め付けてください。樹脂の陥没防止のため、丸座金(ワッシャー)を両外側に挟んで取り付けてください。
使用時の注意点
本商品は、立管の振れ止め(横揺れ防止)を主な目的としているため、パイプ自体の重量を支えるような構造物としての強度は想定していません。重量ある配管に使用する場合は、別途、底面を支える支持材と併用してください。
まとめ
樹脂パイプクランプ ブラケットセット は、取付面から距離を置いた自由度の高い配管支持を可能にします。振れ止めとしての役割を正しく理解し、適切な長さ選定と確実な固定を行ってください。