当社のパイプ固定具を選ぶ際は、対応径 Ø(mm)に加えて、取付面からどの程度の高さで保持したいかが重要な判断ポイントになります。
この記事では、当社の商品を取付高さの違いという視点から整理・比較します。
この記事でわかること
・当社商品3種の取付高さの違い
・取付面からパイプ中心までの高さの目安
・防振タイプを選んだ場合の高さの変化
パイプ固定における、取付高さとは
この記事でいう「取付高さ」とは、取付面からパイプ底面までの距離を指します。見た目の位置調整だけでなく、周辺部材との干渉回避や配管レイアウトの取り回しにも影響するため、商品選定時の重要な判断軸となります。
取付高さ別に選ぶ固定方法
1. 樹脂サドルバンド
取付高さ=ベース部分の高さ(H)
目安:5mm/7mm(樹脂サドルバンド台座 の併用で5mm単位の調整が可能)
取付面から最も低い位置で、コンパクトに固定したい場合に適しています。
【取付面からパイプ中心までの高さ目安】
・標準タイプ:ベース高さ(H)+(対応径 Ø÷2)
・防振タイプ:ベース高さ(H)+(対応径 Ø÷2)-ゴム厚み(約3mm)
2. 樹脂パイプクランプ T字ブラケット付
取付高さ=35mm(樹脂T字ブラケットの高さ)
樹脂サドルバンドよりもやや高さを出し、かつ省スペースに設置したい場合に適しています。
【取付面からパイプ中心までの高さ目安】
・標準タイプ:35mm +(対応径 Ø÷2)
・防振タイプ:35mm +(対応径 Ø÷2)-ゴム厚み(約3mm)
3. 樹脂パイプクランプ ブラケットセット
取付高さ=樹脂ブラケットの長さ(L)
目安:50mm〜(切断対応可)
取付面から十分な距離を確保し、自在に調整したい場合に適しています。
【取付面からパイプ中心までの高さ目安】
・標準タイプ:ブラケット長さ(L)+(対応径 Ø÷2)
・防振タイプ:ブラケット長さ(L)+(対応径 Ø÷2)-ゴム厚み(約3mm)
防振タイプ使用時の注意点
防振タイプは内側にゴムを接着しているため、標準タイプと比較すると、パイプの中心位置がゴムの厚み分(基本3mm※)だけ取付面側に低くなります。精密な高さ調整が必要な設計では、この差を考慮してください。
※ 一部の対応径は5mm厚のゴムを使用しています。
まとめ
・低く沿わせたいなら、樹脂サドルバンド
・やや浮かせたいなら、樹脂パイプクランプ T字ブラケット付
・十分な距離を確保したいなら、樹脂パイプクランプ ブラケットセット
設置環境に合わせた最適な高さを選択することで、スマートな配管レイアウトが実現します。