樹脂パイプクランプ マウント付は、パイプやポールを保持しつつ、上部のマウントねじを使って機器や部材を取り付けられる構造の固定具です。本記事では、商品の基本構造・使い方・注意点について解説します。
この記事でわかること
・商品の基本構造
・正しい取り付け手順
・マウントねじ規格と確認ポイント
商品の基本構造
樹脂パイプクランプ マウント付は、以下の要素を一体化した構造となっています。
・パイプを保持するクランプ・バンド部。
・機器を取り付けたり、吊り下げるためのマウント部。
マウント部は用途に応じたねじ規格に対応でき、配管支持から機器固定まで幅広い用途に使用できます。
正しい取り付け手順(基本)
1.対象物の外径を実測し、適切な対応径の商品を選ぶ。
2.クランプで対象物を挟み込み、マウントを取り付ける。
3.平座金(ワッシャー)を両外側に挟んだ状態で、付属のボルト・ナットを手で締める。
4.ガタつきがないことを確認し、マウント上部から対象の機器やボルトを接続する。
※平座金は、安定した使用のため必ず両外側に挟んでください。
※レンチ等の工具による過度な本締めは推奨していません。
マウントねじ規格について(重要)
用途に応じて以下のねじ規格に対応しています。
すべて「並目ねじ仕様」です。
※細目ねじには対応していません。
W3/8(ウィットねじ)
主に建築・配管用途で、天井から吊り下げた横走り管の支持・固定に。
3/8-16UNC(ユニファイねじ)
カメラ・撮影機材などアクセサリーの取り付けに。
M10(ミリねじ)
機械装置・設備機器への取り付けに。
3/8(三分ねじ)に関して
W3/8(ウィットねじ)と3/8-16UNC(ユニファイねじ)は、規格が異なます。外観が似ており、ネジも無理なく取り付けられる場合がありますが、両者に正式な互換性はありません。
必ず、取り付ける機器側の正式なねじ規格を事前に確認してください。
有効ねじ長さの注意点
マウント部の内部構造上、約4mmの「ねじが切られていないスペース」があります。接続するボルトが短すぎると強度が不足し、長すぎると底突きしてマウントが浮いてしまいます。適切な長さのボルトを選定するか、必要に応じてワッシャー等で調整してください。
推奨ボルト長さ
ねじ長さ6mm以下の場合はねじ山に届かず、12mm以上だとねじが余ってしまうため、「7〜11mm」の長さのボルトをご使用ください。
まとめ
マウント付タイプを安全に使用するためには、ねじ規格の適合確認が欠かせません。正しいサイズと規格を選択し、無理な負荷をかけずにご使用ください。