樹脂パイプクランプ T字ブラケット付 は、立管の振れ止めや位置決めを目的とした固定具です。樹脂サドルバンドより高く、樹脂パイプクランプ ブラケットセットより低い「中間の高さ」で保持できます。本記事では、基本的な取付手順と使用時の注意点を解説します。
この記事でわかること
・樹脂パイプクランプ T字ブラケット付の取付手順
・正しい締め付け方の考え方
・取付時に注意すべきポイント
取付前の確認
取付前に、以下の点を確認してください。
・対象物の外径が、商品の対応径に合っていること。
・取付面(壁・構造材など)が十分な強度を持っていること。
・固定用のねじ・アンカー類が施工条件に合っていること。
※本商品は、パイプ自体の荷重を支える目的ではなく、立管の横振れを抑えるためのものです。
基本的な取り付け手順
1.樹脂T字ブラケットを取付面に固定する
固定用ねじ(M6推奨)を使用し、下地に対して確実に固定してください。ねじの長さは、ブラケットの厚み(8.5mm)や下地の厚みを考慮し、20mm以上を目安に選定してください。
2.パイプクランプをパイプにセットする
対象のパイプやポールにパイプクランプを挟み込みます。無理に押し広げず、自然に装着してください。
3.ボルト・ナットを組み合わせる
パイプクランプとT字ブラケットを、付属のボルト・ナットで締結します。工具を使用せず、指で回せる範囲で締め付けてください。
※平座金は、安定した締結のため両外側に挟んで使用してください。
※レンチ等の工具による強い締め付けは想定していません。
施工上のメリット
本商品は施工時の位置調整をしやすくするため、上下方向に約4〜5mm、前後方向に数mmの可動域を設けています。これにより、現場での微細な芯出しや調整がスムーズに行えます。
まとめ
樹脂パイプクランプ T字ブラケット付 は、取付面から適度な距離を保ちつつ、施工のしやすさを両立した製品です。特に立管の垂直出しや振れ止めを効率的に行いたい現場でご活用ください。