当社の樹脂製パイプ固定具は、使用環境・施工性・長期間の安定使用を考慮し、用途に応じて樹脂グレードを使い分けて設計しています。本記事では、各パーツに採用している樹脂材料とその特性についてご紹介します。
この記事でわかること
・当社製品に使用している樹脂の種類
・各樹脂グレードの主な特長と用途
・使用温度の目安(製品全体)
使用している樹脂材料
ポリプロピレン(PP)樹脂
当社の樹脂サドルバンド、樹脂パイプクランプ(本体)に採用している主材です。
・軽量で扱いやすい。
・耐薬品性に優れる。
・適度な柔軟性があり、割れにくい。
・耐候性グレードを採用し、屋外使用も想定。
ABS樹脂
樹脂ブラケットや樹脂台座などの付属パーツに使用している樹脂です。
・剛性が高く、形状保持性に優れる。
・市販の接着剤でも、十分な接着強度が得られやすい。
・耐衝撃グレードを採用し、割れにくい仕様。
・屋外使用にも配慮し、「耐候性改良仕様」へ順次切替。
使用温度の目安について
製品全体としての使用温度の目安は以下の通りとしています。
・常温:約80°C程度まで。
※短時間の温度上昇や局所的な加熱は想定していません。
※使用環境や荷重条件によっては、上記範囲内であっても使用を避けた方がよい場合があります。
材質選定に関する考え方
当社では、
・固定対象物へのダメージを抑えること
・施工性・作業性
・長期使用時の安定性
を重視した材料選定を行っています。金属製にはない樹脂特有のメリットを最大限に活かせるよう設計されています。
まとめ
用途に応じた最適な樹脂グレードを選択することで、確実な固定と施工のしやすさを両立しています。特殊な環境下での使用については、事前にお問い合わせください。