樹脂製パイプ固定具のメリット|金属製との違いと長期間美観を維持する理由

配管の支持・固定をする部材においては、主に金属製と樹脂製の選択肢があります。本記事では、一般的な金属製金具と比較した樹脂製パイプ固定具の特長を整理します。

この記事でわかること

  • 金属製と比べて樹脂製が優れている点
  • 使用時に注意すべきポイント(不向きな環境)

当社の樹脂製パイプ固定具について

主にPP(ポリプロピレン)やABS樹脂を使用しています。当社の商品は、金属製のように強度の追求ではなく、パイプへの優しさ、美観、施工性のバランスを重視した設計を行っています。

 

以下に、金属製と比較した際のメリットを紹介します。

パイプを傷つけにくい

パイプを傷つけにくい樹脂サドルバンドの使用イメージ

樹脂は金属に比べて柔らかいため、締め付け時や微振動が生じた際でも、パイプ表面を傷つけにくい特性があります。塩ビ管、塗装パイプ、メッキ管など、外観を保ちたい用途に最適です。

パイプや取付面に合わせてカラーが選べる

カラーバリエーションにより、パイプや周囲の環境に合わせた色選びが可能です。金属製だと目立ちすぎてしまう場所でも、周囲と一体化させることができます。

水回りでも錆びにくい

水回りの配管設備で使用される錆びにくい樹脂サドルバンド

湿気の多い場所や結露しやすい環境、水回りでも本体が錆びる心配がありません。

※締結用のボルト・ナットは錆びにくいステンレス製(SUS304/SUS316L)を標準採用しています。

軽量で、動力エネルギーを抑えられる

樹脂サドルバンド 48.6mm(40Aサイズ)の場合、金属製の重量は 50~300g ですが、当社商品は20gです。非常に軽い材質のため、重量を増やしたくない場合に最適です。

絶縁性があり、安全に使用できる

電飾や配線周りでの使用において、金属製金具の使用時に発生するような通電リスクを抑えられるため、安全にご使用いただけます。

使用上の注意点(不向きな環境)

以下の環境では樹脂の劣化を早める恐れがあるため、注意が必要です。

  • 極端な高温環境(耐熱温度を超える場所)
  • 強力な薬品や溶剤が直接かかる場所
  • 過度な荷重がかかり続けるような、構造物としての使用

まとめ

当社の樹脂製パイプ固定具は、表面保護・錆対策・美観を重視するシーンで真価を発揮します。金属製の強度が不要な場所では、扱いやすく美しい樹脂製のパイプ固定具をご検討ください。