当社の樹脂製パイプ固定具には、壁面などに固定するためのねじは付属していません。固定対象(下地材)の種類や厚み、台座の使用有無によって最適なねじが異なるためです。この記事では、固定用ねじを正しく選定するための基本的な考え方を解説します。
この記事でわかること
・当社商品に適した固定用ねじの基本仕様
・推奨するねじ径とその理由
・ねじ長さを決める際の目安
・施工時に注意したいポイント
固定用ねじの基本的な考え方
ここで扱う固定用ねじとは、商品本体を壁や床に固定するためのねじを指します。
※ クランプと各パーツを組み合わせるためのボルト・ナット(付属品)とは異なりますのでご注意ください。
推奨するねじ径:M6
当社の樹脂サドルバンドや樹脂台座、樹脂T字ブラケットのねじ穴は、M6(直径6mm)のねじを基準に設計されています。
M6を推奨する理由
・取付穴に対してガタつきなく、確実に固定できる
・樹脂部品にかかる荷重を分散し、破損リスクを抑える
※M5以下の細いねじを使用すると、ガタ付きの原因や不安定な固定となる恐れがあります。
ねじ長さの決め方
ねじの長さは、以下の目安で選定してください。
【計算の目安】
ねじ長さ=固定部の厚み×「2〜3倍」以上
固定部の厚みの例
・樹脂サドルバンド :約5mm(一部サイズは約7mm)
・樹脂パイプクランプ ブラケットセット :約8.5mm
・樹脂パイプクランプ T字ブラケット付 :約8.5mm
【推奨ねじ長さ:20mm以上】
上記を踏まえ、当社では「20mm以上」の長さを目安として推奨しています。下地の種類や、台座を重ねて使用する場合はさらに長いねじが必要になる場合があります。
下穴加工について
固定対象が硬い材質(木材、プラスチック、金属等)の場合、下穴をあけてから施工することをおすすめします。
・ねじの入りがスムーズになり、施工性が向上します
・樹脂部品への過度な応力を防ぎ、割れを防止できます
まとめ
・ねじ径は、M6を推奨
・ねじ長さは、20mm以上を目安に選定
正しいねじ選びが、長期にわたる安定した固定につながります。